こんにちは
季節の変わり目になりましたが、みなさん身体の調子はいかがですか
私は、季節の変わり目になるといつも、身体中が痛くて何かしら調子が良くないです
でも、発声だけはしっかりしてますので、元気に見えると思います(笑)
そんな身体の痛みを紛らわせるべく、最近はかわいい洋服を購入して気持ちを上げている毎日です。
かわいい洋服と言っても、目指すは「大阪のオバちゃん」なので、派手柄の上着なんですけどね。
今後は更に「大阪の派手なオバちゃん」を目指し、洋服を買い続けていこうと思っています
余談が長くなりました。スミマセン…
今回も事例をご紹介したいと思います。
先日、50代の男性の方が歌唱コースを受講するために入会していただけました。
お悩みを伺うと
「歌を歌うと、どうしてもどうしても、1本調子に聞こえてしまうんです。。。。直したいのですが、どうしたらいいかわかりません」
という事でした。
お歌を拝聴しますと、確かに1本調子に聞こえる!でも、すごくお上手でした
歌がうまく聞こえるルールはたくさんありますが、
一本調子に聞こえてしまうという事は、表現力の部分にあたる、と思います。
歌というのは面白いもので、聞く人によっては「上手」のルールが違いますし、歌詞の解釈も全く違ったものになります。
しかし、歌うのは自分で表現するのも自分ですから、自分の解釈で歌っていけばいいと思っております。
表現力のレッスンはたくさんありますが、この生徒様へのレッスンは
・曲全体の強弱
・歌唱テクニックの習得
・歌詞の理解
この3点に絞ってまずは取り組むことにいたしました。
【曲全体の強弱】
Aメロ、Bメロ、Cメロでの大まかな強弱と、1文章の中の強弱(ピーク位置)の理解
【歌唱テクニックの習得】
ビブラート、エッジボイス、メリスマ、フィリップス等のテクニックの習得
※歌唱テクニックとは、例えば、クリスマスツリーの飾りのようなもの
なくても歌えますが、使って歌うと何倍も上手に聞こえる技術のコトです。
【歌詞の理解】
誰に何をどのようなコトを訴えたい歌詞なのか
どこで、どんな感覚で、どんな匂いで。。など詳しく設定を決めます
上記の内容を学んでいただきました。
自己練習ももちろん大事ですが、歌のルールを理解していただくことによって
どの曲にでも当てはめて歌えるようになります。
習得する期間は人によって違いますが、
コツをつかむとグングン伸びていきます。
レッスンに通っていただくことも大事ですが、自己練習も非常に重要です。
こちらの50代男性の方は、長らく通っていただいておりますが
最近では、テクニックもスムーズに使えるようになり、歌うときには必ず強弱や歌詞を理解してから
歌えるようになったと言っていただけました
歌はだれにでも歌う事はできますが、突き詰めるとものすごく奥深いものです。
深いな~!という体験をあなたも、してみませんか?